2015年8月4日火曜日

はじまるマジカルについて ~第六回 小林愛さん、角森隆浩さん、藤井邦博さん~

今回は、作詞の書き下ろしをお願いしたお二人(小林愛さん、角森隆浩さん)と、
カバーさせて頂いた曲の、作詞をされている、藤井邦博さんについてです。 

実はこのブログを書いた前日の、8月2日、
『はじまるマジカル』の、発売記念イベントがあり、
小林愛さんに、トークゲストとしてご登壇頂きました!
そこでも、色々と面白くお話を聞かせて頂きましたが・・・改めて!

小林愛さんには、
M9 「はたして、サンドウィッチは」 と、M13 「私たちは話していた」
の作詞をして頂きました。
愛さんは、ご自身でmiamiというテクノポップユニットをされていたり、
ゆるめるモ!さんというアイドルさんに、歌詞を書いていらっしゃいます。
初めてお会いしたのは、「アイドルに詞を書く」ことについてのトークショーで
お互い登壇者、という感じで、知り合いになりました。
そこから、とてもよくして頂いていて、私はとても愛さんが大好きなのです・・・!
愛さんの歌詞は、なんというか、とっても愛さんっぽくて、
愛さんにしか書けない言葉で出来ている、唯一無二の歌詞です。

アルバムをお持ちの方は今すぐ、愛さんの歌詞のページを見てほしい!
急にポンっと穴があいたように、世界が違うはずです。

今回、「はたして、サンドウィッチは」は、詞を愛さんから先に頂いて、
それに私が曲をつけてお返しして、愛さんが詞を更に直して下さって・・・
という、往復書簡のような形で作りました。
出来た曲をお送りするとき、とっても緊張しましたが笑、とても、素敵な体験でした。
曲も、こうした作り方でなければ出来ないような曲になったと思います!

また、「私たちは話していた」は、先に曲をお渡しして、詞をつけて頂いたのですが、
詞がついた途端に、曲が活き活きして動き出して、絵画のようになって
命を持ったように感じました。とても、お気に入りの歌です。
普遍的で、遠いところで輝いているような歌詞だと思っています。

愛さんのお話は、実はまた違うところでも、する機会があるかもなので、
今日はこれくらいにして、あとは秘密にしておきますね。
どうぞ、お楽しみに~^^!


角森隆浩さんには、M3 「二人の夏休み」 の、作詞をして頂きました。
角森さんとは、ひょんなご縁でお会いしまして・・・
ベルリン少女ハートさんというアイドルさんのライブに、
角森さんも来ていて、私も来ていて、そしてお互いの共通の知り合いが来ていて、
そこで知り合いになり、「いつか対バンしましょうね!!」とお約束をした、
のが、昨年の年末のこと。
そこから、1月にすぐ!対バンさせて頂いて(有言実行!)、
対バンさせて頂いたり、アイドルさんのライブでお会いしたり、
個人的に、ポールマッカートニー来日のチケットを融通して頂いたりと、
大変よくして頂いていました。

そのご縁がつながって、
角森さんが以前やられていたバンド「ニーノトリンカ」の
「ずっと雨降り」という曲(角森さん作詞)を、
私が作曲や演奏で参加させて頂いた、遊佐春菜さんのアルバムで、
カバーさせて頂く運びとなったりしました。
http://kanekomayumi.blogspot.jp/2015/06/spring-has-sprung.html こちらに詳しいです。

私は、この「ずっと雨降り」の歌詞が本当に好きで、
とても乙女な世界観で、かわいらしくて、それでいて切なくて、
なんて女子力の高い、素敵な歌詞だ!と思っていたので、
今回、「ずっと雨降りのような世界観でお願いします!」と、
失礼ながら、作詞をお願いさせて頂きました。

実は、今年の春先ごろに、
遊佐さんアルバム収録のために、「ずっと雨降り」のコードをとる必要があって、
家でピアノを弾き語りしながら、歌っていたのですが、
その時、歌っているのがものすごく気持ちよくて、これまでにない、不思議な感覚を覚えました。
それで、ああ、これは、本当に心から、歌を歌うために生まれた人が、作った詞だから、
歌う人が一番気持ちよいように出来ているんだ、すごい、こんな歌は初めてだ。
と、感じました。
曲に詞が吸い付いているようで、そこにしか文字が納まらないように、納まっていました。

二人の夏休み、の歌詞を頂いて、その文字を歌ってみた瞬間に、
前からそこに、その歌詞があったように言葉が納まっていて、
なんていうか。何度も、曲を繰り返し繰り返し聞いて、歌っているときに最高の気持ちになるように、大事に作って下さったことが、手に取るように分かりました。
それが美しすぎて、歌っているのが幸せすぎて多幸感が溢れてしまい、
何度 仮歌を録っても、美しくて泣いてしまい、最後まで歌えなくて、結局30回くらい、歌い直しました。
よかったら皆さんも、音取りして、歌ってみてください。すごい気持ちよくなってしまうから。
出来上がった歌がよすぎて、私と角森さんは自画自賛し合い、その中で、「濁流泣」という言葉が流行りました。笑


藤井邦博さんに歌詞を書いていただいている曲、M12の「夜の足音」は、
上記の、遊佐春菜さんのアルバムに収録するために、作った曲です。
金子は、この遊佐さんアルバムで4曲作曲をさせて頂いていて、そのうちの1曲です。
藤井さんとも、往復書簡のような形で、この曲を作りました。

実は、「夜の足音」を作ったときは、直接の藤井さんとのやり取りはさせて頂いておらず、
全て、ディレクターさんを通してのやり取りでした。
そして、今回の『はじまるマジカル』への収録のご許可も、ディレクターさんに取って頂いていたので、
実は、つい本当に先週くらいに、初めて私は、藤井さんに直接御礼のメールを差し上げました。
そこでお返事を頂戴してはじめて、
あっ、藤井さんという、とてつもない作詞のご才能の方は、本当に、実在する方なんだ!と、思ったくらいです。笑

というのも、藤井さんのやられているバンド「魚座」さんは、
九州のバンドさんで、まだ、藤井さんと直接お会いしたことは、私、ないのです。
近くぜひ、藤井さんのライブを東京で拝見したいです。

おお。愛さんや角森さんには普段からお世話になっているので
ものすごく、長くなってしまいました・・・!

ありがたいことです。本当に。

明日は、CASIO SA46という、
今回のアルバムのレコーディングで、大活躍したミニキーボードについて、
書こうと思います。

***

『金子麻友美/はじまるマジカル』 8月5日に発売になります^^
タワーレコードさん特典:缶バッジ
ディスクユニオンさん特典:新生姜ミュージアムでのライブ音源CD-R 合唱入り +レーベル特典 レーベルサンプラーCD
是非ご予約ください~◎

8月2日(日)14時~ @新宿duesさんでリリースイベント(入場無料、D代500円のみ)
8月8日(土)19:30~ @新宿カフェアリエさんでリリース記念ワンマンライブ(1000円+ドリンク)があります。
ご予約は otonouzuアットgmail.comまで!m(_ _)m!

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